結婚式の住所集めをLINEでスマートに！ゲスト別の例文＆マナー

最近はLINEを使ってお願いするカップルが増えていますが、送り方を間違えると相手に失礼になってしまうこともあります。

そこで本記事では、友人・親族・上司といったゲスト別に、すぐに使えるLINEの例文をたっぷり紹介します。

カジュアルに使える短文から、報告・依頼・お礼まで含んだフルバージョンの文章まで揃えたので、そのままコピペして活用可能です。

さらに、Googleフォームや住所管理アプリなど、作業を効率化できる便利ツールも解説。

「丁寧さ」と「工夫」を意識すれば、住所集めはぐっとスムーズになります。

この記事を読めば、あなたも迷わず安心してゲストに連絡できるはずです。

結婚式の住所集めをLINEでするのはアリ？メリットと注意点

結婚式の準備で必ず必要になるのが、ゲストの住所確認です。

昔は電話やはがきで聞くのが一般的でしたが、今はLINEを使う人も増えています。

ここでは、LINEで住所を集めるメリットと注意点を整理してみましょう。

LINEを使うメリット（スピード・正確さ・気軽さ）

まず最大のメリットは、日常的に使っているアプリなので気軽に送れることです。

特に友人や同世代なら、LINEでのやり取りが自然ですよね。

また、テキストで住所を送ってもらえるので、聞き間違いや漢字のミスを防げます。

つまり、スピード感と正確さの両方を兼ね備えているのがLINEの強みです。

方法	メリット	デメリット
LINE	気軽・正確・早い	送り方によっては失礼に感じられる
電話	直接的で丁寧	聞き間違いのリスクがある
はがき・手紙	フォーマルで丁寧	手間と時間がかかる

住所を聞くときに注意すべきマナーと配慮

いくら便利でも、住所は個人情報なので慎重に扱う必要があります。

特にグループLINEで聞くのは絶対NGです。

また、深夜や早朝など相手が忙しい時間帯を避けて送るようにしましょう。

「ご都合の良い時に返信いただければ大丈夫です」と添えると、相手も気楽に答えられます。

LINEと他の手段（電話・メール・アプリ）の違い

LINEは便利ですが、必ずしも全員に適しているわけではありません。

上司や親族など、フォーマルさを重視する相手にはメールや電話の方が安心です。

一方で、友人や同僚にはLINEがベストでしょう。

つまり「相手によって手段を変える」のが賢いやり方です。

住所をLINEで聞くときの基本マナー

LINEは便利ですが、ちょっとした配慮がないと相手に不快感を与えてしまうこともあります。

ここでは、住所をLINEでお願いするときに気をつけたい基本マナーを解説します。

グループLINEで聞かない理由

まず、絶対に避けたいのがグループLINEで住所を聞くことです。

出欠がまだ未定の人が気まずくなったり、他のメンバーに個人情報が共有されてしまうリスクがあります。

必ず1対1のトークで依頼しましょう。

方法	安心感	リスク
グループLINE	一斉に伝えられる	個人情報が漏れる
個別LINE	プライバシーを守れる	手間は増える

送信するベストタイミング

LINEを送る時間帯にも気配りが必要です。

深夜や早朝は避け、夕方以降や休日など、比較的余裕のある時間帯に送りましょう。

また、結婚報告と同時に住所をお願いするのも自然な流れです。

「報告→出席依頼→住所確認」の順番で伝えるとスムーズです。

柔らかい言葉遣いのコツ

「住所を教えてください！」とストレートに書くと、相手は少し構えてしまうかもしれません。

「ご都合のよい時に」「お手すきの際に」など、柔らかい表現を入れるだけで印象は大きく変わります。

例えば、次のような言い回しがオススメです。

• 「お時間があるときに住所を教えていただけると助かります」
• 「もし差し支えなければ、招待状をお送りしたいので住所をお願いできますか？」
• 「ご迷惑でなければ、ご住所を教えていただけますか？」

このように少しクッションを入れると、相手も快く返信しやすくなります。

友人向けのLINE例文集（コピペOK）

仲の良い友達には、LINEで気軽に住所を聞けるのが一番です。

ここでは、カジュアルな文から少し丁寧なもの、そしてフルバージョン例文までご紹介します。

カジュアルに送れる短文例文

気心の知れた友達には、シンプルでフランクな文面がちょうどいいでしょう。

• 「今度結婚することになったよ！招待状送りたいから住所と名前を教えてもらえる？」
• 「〇月〇日に結婚式やるよ！来てほしいから、住所教えてもらっていい？」
• 「式の招待状送りたいから、住所と名前の漢字をLINEでお願い！」

もう少し丁寧にしたい場合の例文

親しい友達でも、しばらく連絡を取っていなかった場合や、相手に配慮したいときは丁寧に伝えましょう。

• 「〇〇ちゃん、お久しぶり！実は結婚することになりました。〇月〇日に式を挙げる予定で、ぜひ来てもらえたら嬉しいな。招待状を送りたいので、住所とフルネームを教えてもらえる？」
• 「突然の連絡でごめんね。このたび結婚することになって、式を〇月〇日に挙げるよ。招待状を送りたいから、住所と名前の漢字を教えてもらえますか？」

フルバージョン例文（報告→依頼→お礼まで）

結婚報告から出席のお願い、住所の依頼まで一連の流れをまとめた文例です。

これをそのままコピペして使えるように仕上げています。

〇〇ちゃん、こんにちは！

実はこのたび結婚することになりました。

式は〇月〇日に（会場名）で行う予定です。

ぜひ出席してもらえたら嬉しいな。

招待状を送りたいので、住所と名前のフルネーム（漢字）を教えてもらえますか？

お手数かけますが、よろしくお願いします！

文の流れ	内容
①挨拶	「〇〇ちゃん、こんにちは！」
②結婚報告	「実はこのたび結婚することになりました。」
③出席依頼	「ぜひ出席してもらえたら嬉しいな。」
④住所依頼	「招待状を送りたいので、住所と名前のフルネーム（漢字）を教えてもらえますか？」
⑤お礼	「お手数かけますが、よろしくお願いします！」

親族向けのLINE・メール例文集

親族への住所依頼は、友人よりもフォーマルさが求められます。

ここでは、親しみを込めたカジュアルなものから、改まった文面、そしてフルバージョンまでを紹介します。

親しみを込めた親族向け例文

普段からやり取りしている親戚なら、かしこまりすぎずに送って大丈夫です。

• 「〇〇おじさん、お久しぶりです！実は結婚することになりまして、〇月〇日に式を挙げます。招待状を送りたいので、住所とお名前を教えていただけますか？」
• 「〇〇おばさん、こんにちは。〇月〇日に結婚式を予定しています。招待状をお送りしたいので、ご住所を教えていただけますか？」

フォーマル寄りの親族向け例文

少し距離のある親戚や年配の方には、敬語を多めに使った丁寧な文面が安心です。

• 「〇〇おじさん・おばさん、ご無沙汰しております。このたび結婚することになり、〇月〇日に式を挙げる予定です。招待状をお送りしたく存じますので、お手数ですがご住所とお名前の漢字を教えていただけますでしょうか。」
• 「〇〇様、平素より大変お世話になっております。このたび私どもの結婚式を〇月〇日に挙げることとなりました。ご招待状をお送りしたく、住所とお名前をお伺いできますと幸いです。」

フルバージョン例文（住所＋家族の氏名依頼）

世帯ごとに招待状を送る場合は、ご本人だけでなくご家族のお名前も忘れずに確認しましょう。

以下の文はそのまま使える完成形です。

〇〇おじさん・おばさん、ご無沙汰しております。

実はこのたび結婚することになり、〇月〇日に（会場名）で式を挙げる予定です。

ぜひご出席いただけたら嬉しく思っております。

つきましては招待状をお送りしたいのですが、ご住所とご家族のお名前（漢字）を教えていただけますでしょうか。

お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

文の流れ	内容
①挨拶	「ご無沙汰しております。」
②結婚報告	「実はこのたび結婚することになり…」
③出席依頼	「ぜひご出席いただけたら嬉しく思っております。」
④住所＋家族の氏名依頼	「ご住所とご家族のお名前（漢字）を教えていただけますでしょうか。」
⑤お礼	「お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

上司・目上の方に住所を聞く場合の例文

上司や目上の方に招待状を送るときは、基本的に手渡しがマナーです。

そのため、住所を聞く必要はあまりありませんが、遠方や元上司の場合など、やむを得ず住所を確認したい場面もあります。

ここでは、そんなケースで失礼のない伝え方をまとめました。

手渡しが基本の理由と注意点

上司に招待状を手渡すのは「直接お礼の気持ちを伝える」ためです。

郵送はどうしても会えない場合の最終手段と考えましょう。

また、住所は書かずに名前だけを正式な漢字で確認するのが基本です。

相手	住所が必要？	対応方法
勤務先の上司	不要	手渡しでOK。名前の漢字だけ確認。
遠方の元上司	必要	電話で報告後、メールで住所をお願いする。
退職後に疎遠な上司	必要	共通の知人や総務を通じて確認。

やむを得ず住所を確認するときのメール例文

どうしても郵送が必要な場合は、まず電話で報告してからメールで住所を依頼すると丁寧です。

件名：結婚のご報告とお願い

〇〇部長

お世話になっております。（自分の名前）です。

私事で恐縮ですが、このたび結婚することになりました。

〇月〇日に（会場名）で式を挙げる予定です。

ぜひご出席いただきたく、招待状をお送りしたいのですが、恐れ入りますがご住所を教えていただけますでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

フルバージョン例文（電話→メールの流れ）

電話での報告からメールで住所依頼までの流れを一例として示します。

実際に使える会話とメール文のセット例です。

• 電話での会話例「お忙しいところ失礼いたします。（自分の名前）です。実は結婚することになりまして、〇月〇日に（会場名）で式を予定しています。ぜひご出席いただきたく、後ほどメールで詳細とお願いをお送りしてもよろしいでしょうか？」
• メール例文件名：結婚式のご案内について〇〇部長先ほどはお電話にてお時間をいただき、ありがとうございました。

  改めまして、このたび〇月〇日に（会場名）で結婚式を行うこととなりました。

  ぜひご出席いただけますと幸いです。

  つきましては招待状をお送りしたく、恐れ入りますがご住所をお知らせいただければ幸いです。

  何卒よろしくお願いいたします。

住所集めをスムーズにする便利ツール

LINEだけで住所を集めるのも良いですが、ゲストが多いと管理が大変になります。

そこで役立つのが、住所集めを効率化できる便利ツールです。

ここでは代表的な方法と、あわせて送るメッセージ例文をご紹介します。

Googleフォームでの住所収集

無料で使えるGoogleフォームは、住所集めの定番ツールです。

入力してもらった内容は自動的に一覧化されるので、後から整理する手間が減ります。

【送るLINEの例文】

「〇〇ちゃん、こんにちは！

実は〇月〇日に結婚式をすることになりました。

招待状を送りたいので、こちらのフォームから住所とお名前を入力してもらえるかな？

入力していただいた内容は、招待状の送付以外には使いませんので安心してください。」

（URLを添付）

特徴	メリット	注意点
Googleフォーム	無料・自動集計・Excelに変換可能	URLを知らない人は回答できない

住所管理アプリの活用（HAPPY LEAF・My Guestなど）

結婚式専用の住所管理アプリを使うと、集めた住所をそのまま席次表や招待状に反映できます。

LINEで「アプリに入力してね」と依頼するだけなので、とても便利です。

【送るLINEの例文】

「〇〇おばさん、こんにちは。

結婚式の招待状をお送りしたいので、こちらのアプリから住所を入力していただけますか？

入力していただいた内容は、招待状の発送にのみ利用しますのでご安心ください。」

（アプリの案内リンクを添付）

Web招待状という選択肢

そもそも紙の招待状をなくし、Web招待状を利用する方法もあります。

住所を聞かなくても、URLひとつで出欠を管理できるのが最大のメリットです。

【送るLINEの例文】

「〇〇ちゃん、こんにちは！

結婚式の案内をWeb招待状で送らせてもらいました。

こちらのURLから出欠を入力してもらえると助かります。

当日までに必要な情報も全部ここで確認できるようになっています。」

（URLを添付）

LINEとツールを組み合わせると、住所管理がぐっと楽になります。

住所集めはいつから始める？理想のスケジュール

住所集めは「思ったよりも時間がかかる作業」です。

ゲストが多いと、返信が遅れたり、確認漏れが出たりすることもあります。

そこで、余裕を持って準備できる理想的なスケジュールを確認しておきましょう。

挙式5か月前〜ゲストリスト作成

まずは「誰を招待するか」を決めるところから始めます。

エクセルやアプリを使ってリスト化しておくと、後の作業がスムーズです。

この時点では仮のリストでも構いません。

時期	作業内容	ポイント
挙式5か月前	ゲストリスト作成	誰を招待するか大枠を決める

挙式4か月前〜住所確認・出欠依頼

ゲストリストが固まったら、住所と名前の確認を始めます。

ここでLINEを使うのが便利です。

ただし、いきなり住所だけを聞くのは失礼なので、「結婚報告→出席依頼→住所確認」の流れを意識しましょう。

【送るLINE例文】

「こんにちは！実は〇月〇日に結婚式を挙げることになりました。

ぜひ出席してもらえたら嬉しいです。

招待状を送りたいので、住所とお名前を教えていただけますか？」

時期	作業内容	ポイント
挙式4か月前	住所と名前の確認	漢字や旧字体の確認を忘れずに

挙式2か月前〜招待状発送の流れ

住所確認が終わったら、いよいよ招待状を準備します。

宛名書きには時間がかかるので、早めに取りかかりましょう。

郵送は式の2か月前を目安に行います。

【送るLINE例文（確認用）】

「住所を教えていただきありがとうございました！

このたび、招待状を〇月〇日に発送予定ですので、到着を楽しみにお待ちいただければと思います。」

時期	作業内容	ポイント
挙式2か月前	招待状を発送	郵便局からの直接発送が安心

スケジュールに沿って進めることで、慌てずに準備ができます。

まとめ！LINEでの住所集めは「例文を活用して丁寧に」

結婚式の住所集めをLINEで行うのは、とても効率的で便利です。

ただし相手によって伝え方を変え、丁寧さを忘れないことが大切です。

ゲスト別に聞き方を変えることの大切さ

友人にはカジュアルに、親族には少しフォーマルに、上司には手渡しや電話を優先するなど、相手によって使う文面を変える必要があります。

特に住所は個人情報なので、プライバシーに配慮して必ず個別トークで依頼しましょう。

ゲスト	おすすめの手段	例文スタイル
友人	LINE	カジュアル＆短文
親族	LINEまたはメール	丁寧な文面
上司	手渡し・電話・メール	フォーマル＆敬語

便利ツールと例文を併用してストレスフリーに

Googleフォームや住所管理アプリを使えば、返信漏れや管理の手間がぐっと減ります。

さらに本記事で紹介した例文を活用すれば、ゼロから文面を考える必要がありません。

住所集めは「工夫」と「ひとことの気遣い」でスムーズに進められます。