お歳暮のお礼メール返信例文!ビジネス・上司・親戚に使えるフル文例

例文

お歳暮をいただいたとき、欠かせないのが「お礼の気持ちを伝えること」です。

しかし「メールでも失礼にならないの?」「どんな文章なら安心?」と迷う方は多いのではないでしょうか。

この記事では、お歳暮のお礼メールの正しい書き方と、そのまま使える返信例文を相手別にまとめました。

取引先や上司などフォーマルなシーンから、親戚・友人に向けたカジュアルなケースまで、件名から署名まで揃ったフルバージョン例文を掲載しています。

さらに、送るタイミングや文末のフレーズなど、失礼にならないための注意点も解説。

この記事を読めば、状況に合わせてすぐに感謝のメールを送れるようになります。

お歳暮のお礼はメールで大丈夫?失礼にならないマナー解説

お歳暮をいただいたとき、「お礼はメールでもよいのかな」と迷う方は多いですよね。

ここでは、メールを使うことが失礼にあたらないかを整理し、相手との関係性に応じた正しい判断方法を紹介します。

メールと手紙・はがきの違い

昔は手紙やはがきが主流でしたが、今ではメールで感謝を伝えることも一般的になっています。

特にビジネスの場では、スピードが重視されるため、届いたその日にメールで感謝を伝えるのはむしろ丁寧とされます。

ただし、より改まった場面では紙の礼状が望まれることもあります。

手段 特徴 適した場面
メール 即座に感謝を伝えられる 取引先・同僚・友人
手紙・はがき 形式的で丁寧な印象を与える 上司・目上の方・改まった相手

結論として、メールが失礼にあたることはありません。

ただし、相手や状況によっては、メールに加えて手紙を送るとより丁寧な印象を残せます。

ビジネス・プライベートでの適切な使い分け

メールを使うかどうかは、関係性や場面によって決めるのがポイントです。

取引先や顧客には、まずはメールで感謝を伝え、その後必要に応じて手紙を送ると安心です。

目上の方やお世話になった方には、メールだけで済ませず礼状を併用するとさらに良い印象になります。

友人や同僚であれば、メールやメッセージアプリで気軽に伝える形でも問題ありません。

このように、お歳暮のお礼は形式よりも「すぐに感謝を伝える」ことが大切です。

お歳暮のお礼メールの基本構成と書き方

お歳暮のお礼メールは、ただ「ありがとうございました」と一文だけ書くのでは物足りません。

相手に誠実さや信頼感を伝えるためには、いくつかの要素をバランスよく盛り込むことが大切です。

ここでは、件名や本文の基本的な構成を解説します。

件名の付け方【具体例付き】

件名は相手が最初に目にする部分なので、一目で「お礼メール」だとわかるようにするのがポイントです。

ビジネスメールであれば、丁寧さを重視した表現が安心です。

状況 おすすめの件名例
取引先 「お歳暮の御礼」
「御歳暮を頂戴し誠にありがとうございました」
上司・目上の方 「お歳暮をいただき誠にありがとうございます」
友人・同僚 「お歳暮ありがとう!」
「おいしい品をありがとう」

件名はシンプルかつ丁寧に、状況に応じて使い分けましょう。

本文に盛り込むべき5つの要素

お歳暮のお礼メールは、次の流れに沿って書くとスムーズです。

要素 内容
①冒頭の挨拶 「いつもお世話になっております」など基本的な挨拶
②感謝の言葉 「このたびはお心遣いをいただき、誠にありがとうございました」
③品物への言及 「◯◯を美味しくいただきました」など具体的に触れる
④今後の関係への言及 「引き続きよろしくお願いいたします」
⑤結びの言葉 「お体にお気をつけてお過ごしください」など気遣いの一言

この5つを意識すれば、短いメールでも丁寧さが伝わります。

文末に使える便利フレーズ集

メールの最後は、相手を気遣うひと言で締めくくると好印象です。

  • 「来年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。」
  • 「どうぞよい年末をお過ごしください。」
  • 「取り急ぎ、メールにて御礼申し上げます。」

文末は相手に安心感を与える大切な部分なので、必ず一言添えるようにしましょう。

お歳暮のお礼メール【ビジネス用フル例文】

ビジネスシーンでのお歳暮のお礼は、形式を整えつつ誠意をしっかり伝えることが大切です。

ここでは、すぐに使える完成形のフル例文を紹介します。

件名から署名まで揃った形で掲載していますので、そのまま参考にできます。

取引先へのフルバージョン例文

件名:お歳暮の御礼

株式会社〇〇
営業部 〇〇様

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
〇〇株式会社の△△でございます。

このたびはご丁寧にお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
社員一同ありがたく頂戴いたしました。
日頃より温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながらメールにて御礼申し上げます。

――――――――――――
〇〇株式会社
営業部 △△
TEL:000-000-0000
Mail:△△@xxxx.co.jp
――――――――――――

顧客・パートナー企業へのフル例文

件名:御歳暮、誠にありがとうございました

株式会社〇〇
〇〇様

いつも大変お世話になっております。
〇〇株式会社の△△でございます。

このたびは結構なお品を頂戴し、誠にありがとうございました。
お心遣いをいただき、厚く御礼申し上げます。

いただいたご厚情を励みに、今後も一層努力して参ります。
引き続き変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。

――――――――――――
〇〇株式会社
△△
Mail:△△@xxxx.co.jp
――――――――――――

社内の上司・役員へのフル例文

件名:お歳暮をいただき誠にありがとうございます

〇〇部長

いつもご指導いただきありがとうございます。
△△です。

このたびはご厚意により心温まるお品を頂戴し、誠にありがとうございました。
日頃より多大なるご指導をいただいている上に、このようなお心遣いまでいただき、大変恐縮しております。

今後ともご期待に沿えるよう、より一層精進して参ります。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

――――――――――――
△△
内線:000
Mail:△△@xxxx.co.jp
――――――――――――

ビジネスの相手には「御礼」「恐縮」といった丁寧な表現を盛り込むと安心です。

お歳暮のお礼メール【親戚・家族用フル例文】

親戚や家族へのお歳暮のお礼メールは、形式ばりすぎるとよそよそしく感じられます。

温かみのある言葉や日常の一言を添えることで、気持ちがより伝わります。

ここでは、すぐに使える親戚向けのフル例文を紹介します。

義両親に送る場合のフル例文

件名:お歳暮をありがとうございました

お義母さま

寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

本日、お歳暮のお品を受け取りました。
家族みんなが大好きな〇〇で、子どもたちも大変喜んでおります。
いつもお気遣いくださり、心より感謝申し上げます。

年末に伺えるのを家族一同楽しみにしております。
取り急ぎメールにて御礼申し上げます。

〇〇より

親戚へのフル例文

件名:お歳暮が届きました

〇〇おじさん

いつも気にかけていただきありがとうございます。

昨日、お歳暮のお品をいただきました。
早速家族で楽しませていただき、笑顔あふれる時間となりました。

師走の忙しい時期ですが、どうぞ体を大切にお過ごしください。
また年始にお会いできるのを楽しみにしています。

取り急ぎメールにて御礼まで。

〇〇より

親戚や家族宛てのメールは、かしこまりすぎず「温かい言葉」でまとめると喜ばれます。

お歳暮のお礼メール【友人・同僚用フル例文】

友人や同僚に送るお歳暮のお礼メールは、堅苦しくしすぎる必要はありません。

むしろ、気持ちが伝わるようにフランクな言葉を選ぶと、相手にとっても心地よく受け取ってもらえます。

ここではカジュアルに使える例文を紹介します。

親しい友人向けのカジュアル例文

件名:お歳暮ありがとう!

〇〇へ

お歳暮ありがとう!
届いたとき、家族みんなで大喜びだったよ。
とてもおいしくいただきました。

毎年気にかけてくれて本当に感謝しています。
また落ち着いたらご飯でも行こうね。

取り急ぎお礼まで。

△△より

同僚向けの気軽な例文

件名:お歳暮、ありがとうございました

〇〇さん

先日は素敵なお歳暮をありがとうございました。
お心遣い、とても嬉しかったです。

今年も色々助けてもらって感謝しています。
来年も一緒に頑張りましょう。

まずはメールにて御礼申し上げます。

△△より

友人や同僚には、普段の会話に近いトーンでまとめると自然です。

ただし、あまりにラフになりすぎないよう、感謝の言葉は必ず添えるようにしましょう。

お歳暮のお礼メールの返信例文【お礼をもらった時】

お歳暮を贈った相手からお礼メールが届いた場合、さらに返信をすべきか迷う方も多いですよね。

実際には、相手に「受け取りましたよ」という気持ちが伝われば十分です。

ここでは、シンプルで気を遣わせない返信例文を紹介します。

ビジネス相手からのお礼メールへの返信例

件名:御礼メールありがとうございました

株式会社〇〇
営業部 〇〇様

このたびは丁寧なお礼のメールをいただき、ありがとうございます。
お送りした品がお役に立てたようで、私どもも嬉しく思っております。

こちらこそ今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
どうぞよい年末をお迎えください。

――――――――――――
△△株式会社
営業部 △△
――――――――――――

親しい人からのお礼メールへの返信例

件名:お礼メールありがとう

〇〇へ

わざわざメールありがとう。
喜んでもらえたなら何よりだよ。

また近いうちに会えるのを楽しみにしています。
寒さが続くけど、無理しないでね。

△△より

返信は丁寧すぎると相手に気を遣わせてしまいます。

「読んだよ」「喜んでもらえて嬉しい」という気持ちが伝わる短めの文面がおすすめです。

お歳暮のお礼メールを書くときの注意点と失敗例

お歳暮のお礼メールは形式自体はシンプルですが、ちょっとした書き方の違いで印象が大きく変わります。

ここでは、気をつけたいポイントとやってしまいがちな失敗例を整理します。

遅すぎる送信は失礼にあたる

お礼はできるだけ早く伝えることが大切です。

お歳暮が届いたその日、もしくは翌日にはメールを送るのが理想的です。

数日以上経ってから送ると「後回しにされた」と受け取られる可能性があります。

定型文のままでは冷たい印象になる

例文をそのまま使うのは便利ですが、それだけでは機械的な印象になりがちです。

いただいた品や相手との関係性に触れる一言を加えることで、気持ちがぐっと伝わります。

「社員一同でありがたく頂戴いたしました」など、状況に合わせて少し工夫するのがおすすめです。

避けたい表現や誤字脱字の注意点

せっかくのお礼も、言葉選びや誤字で印象を損ねてしまうことがあります。

  • ネガティブな言葉:「忙しくてなかなか…」など言い訳めいた表現
  • 略しすぎた表現:「あざっす」などくだけすぎる言葉
  • 誤字・脱字:相手の名前や会社名を間違えるのは大きな失礼
よくある失敗 改善例
「遅くなってすみません」 「取り急ぎメールにて御礼申し上げます」
「わざわざ送ってくれて悪いです」 「お心遣いをいただき、誠にありがとうございます」

相手に敬意と感謝が伝わる言葉選びを意識するだけで、メールの印象は格段に良くなります。

まとめ|お歳暮のお礼メールは「すぐに・心を込めて」が基本

お歳暮のお礼は、メールでも十分に感謝を伝えることができます。

大切なのは「すぐに送ること」と「心を込めた一文を加えること」です。

ビジネス相手には形式を整えて丁寧に、親戚や友人には温かく自然な言葉で伝えると良い印象につながります。

また、お礼メールを受け取った相手への返信は、簡潔に「喜んでもらえて嬉しい」と伝えるだけで十分です。

お歳暮のお礼は形式以上に気持ちが大切。

今回紹介したフル例文をベースに、相手との関係に合わせて自分の言葉を添えれば、失礼のない好印象なメールになります。

ぜひこの記事を参考に、スムーズに感謝を伝えて良い関係を築いてください。

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